【民泊のインテリアはどうするべき？】プロが教える5つの成功ポイント

2025年7月24日 2025年7月23日

ogawa_mihoko

都内を中心に民泊物件がどんどん増える昨今。
オーナー様にとってのお悩みは「どうやって選ばれる民泊にするか？」ではないでしょうか？

物件の立地ももちろん大切ですが、予約の決め手の一つとしてインテリアも欠かせません。

この記事では、インテリアのプロ目線で「稼働率UPにつながる民泊インテリアのポイント」を5つご紹介します。

なぜ民泊で「インテリア」が重要なの？

宿泊予約サイト（AirbnbやBooking.comなど）では、検索結果にずらりと民泊物件が並びます。
競合が並ぶ中で“選ばれる物件”になるには、ゲストの「目に留まる・印象に残るインテリア」である必要があるのです。

たとえば…

〇：世界観が統一された居心地が良さそうな空間 →「ここ泊まりたい！」
✕：殺風景で寂しい空間 →印象に残らずスルーされる

インテリアは、予約時における写真の印象を左右します。また、宿泊後の口コミ評価にも影響します。
民泊物件のインテリアを整えることは、集客・収益に直結する賢い投資ともいえるのです。

民泊インテリア成功の5つのポイント

1｜ターゲットを明確にする

まず大事なのは「誰に泊まってもらいたいのか」を明確にすること。
ターゲットにより、どんなインテリアにすればよいか？が変わってくるからです。

例えば、、、

ファミリーなら…安全性・収納・キッズ向けアイテム
カップルなら…ムードのある雰囲気・リラックス感
外国人観光客なら…日本らしさ・収納

このようにターゲットが明確になると、必要なアイテムや演出も自然と決まってきます。

2｜統一感のある世界観をつくる

世界観のあるインテリアをつくるためには、「コンセプト」が重要です。
ターゲットに基づきその宿ならではのコンセプトを設定し、コンセプトをインテリアへ落とし込んでいくと、統一感のあるインテリアが出来上がります。

世界観のあるインテリアは、写真での印象が圧倒的に良くなります。
結果、予約へ繋がりやすくなるのです。

3｜アイテムは“耐久性＆機能性”も重視

アイテムを選ぶ際、もちろんデザイン性も大切ですが、民泊では多くのゲストが出入りをします。
そのため、不特定多数の人が利用することを想定しながら、耐久性・機能性にも配慮したアイテム選びをする必要があります。
具体的には、次のような点です。

汚れやすいソファや椅子は素材を工夫する
安価すぎる家具、バランスの悪い家具は壊れやすく買い替え頻度が高くなる
へたりづらい寝心地の良いマットレスを採用する

デザイン性と耐久性・機能性のバランスが、ゲストの満足度を高めるとともに物件の持続可能性をも高めてくれます。

4｜照明とファブリックで“ホテル感”を演出

インテリアアイテムの中で、空間の印象をガラッと変える要素なのが、”照明とファブリック（カーテンやリネン類）”です。
例えば、、、

間接照明でリラックス感を高める
クッションやベッドリネンで高級感を演出
カーテンをアート化する

今までのインテリアコーディネートの経験とラグジュアリーホテルの宿泊体験から、「照明」と「ファブリック」こそがコーディネートで一番差が出る部分だと実感しています。

5｜写真に映えるレイアウトと小物使い

民泊は「物件写真が命」と言っても過言ではありません。
写真に映えるアイテムレイアウトや小物による装飾により、“写真映え”を意識しましょう。
一例をあげるのであれば、、、

観葉植物を置く
フォーカルポイントをつくる
宿泊時の暮らしイメージがつきやすいレイアウトにする

ゲストが泊まりたくなる空間を写真から訴求するためにも、写真映えする工夫をインテリアで取り入れる必要があります。

プロに任せることのメリットとは？

では、お金をかけてプロに依頼すると何が違うのでしょうか？
具体的に、以下のようなメリットがあります。

✓世界観のある写真映えする空間づくりができる
　→集客・収益ＵＰに繋がります。

✓予算内でコストパフォーマンスの高いプランニングができる
　→どこにお金をかけるか？の判断や幅広い商品知識により費用対効果の高い提案が可能です。

✓時間とお金の節約になる
　→手間と時間を省くことができます。耐久性にも配慮した家具選びをすることでランニングコストを下げることができます。