【ホテルランチ】ホテル虎ノ門ヒルズ/ル・プリスティン東京
仕事柄、ホテル視察をかねて定期的にホテルランチをしています。インテリアコーディネーター同士で交流する際にホテルランチを利用することも。(見応えたっぴりな内装をみながら、インテリアのマニアックな話ができるのが醍醐味)
今回は、過去に訪問し”また行きたい!”と私の中で大絶賛だった場所をご紹介します。
ホテル虎ノ門ヒルズ/ル・プリスティンレストラン東京
今回ご紹介するのは、「ホテル虎ノ門ヒルズ」のレストラン「ル・プリスティン東京」。
2023年12月に開業したホテル虎ノ門ヒルズの1Fに位置するNEW ITARIAN(ニューイタリアン)が楽しめるレストランです。
※ホテル虎ノ門ヒルズは、ハイアット系列のホテルで、虎ノ門ヒルズ駅直結の好立地。
ホテル全体のインテリアデザインは、北欧のスペースコペンハーゲンが担当されています。


北欧ならではの曲線美×日本ならではの建築美の融合
北欧のデザイナーが手掛けたため、レストランも北欧らしい曲線美・ほっとするような色使い・遊び心のあるデザインです。しかし、その中に日本らしい格子デザインが融合されていて、日本ならではのホテルを目指した様子がうかがえました。
店内は、ダークブラウン、グレイッシュなピンクなど、低明度・低彩度のカラーコーディネートにより、洗練された落ち着きのある印象。
落ち着いたトーン展開の内装ながらも、天井が高いことで暗い印象は全くせず、むしろ開放感のある雰囲気でした。
写真だと伝わりませんが、壁がベージュ系の左官仕上げだった点がトキメキポイントです。(左官仕上げならではの奥行きとあたたかみに囲まれた空間を味わえました。)


曲線×ピンクだと可愛らしい印象になりかねないですが、グレイッシュなピンクであることで洗練された大人な印象になっていますね。
この色なら個人宅でも取り入れやすそう。(ちなみに、ピンクは色彩心理だと安心感を与えてくれる色)

個人的にぐっときたのは、窓廻りのインテリア。
ロールスクリーン×レースカーテン×間接照明の組み合わせが、シンプルながらも品のある魅せ方でぐっときました。
(天井高が高いことで、縦方向に伸びる優美なレースカーテンが美しい)


柱には、アイコニックなミラーオブジェが設えられていました。
アート要素を取り入れるために有名なアーティストが特別に製作されています。
夜の時間帯は、ミラーオブジェに反射する照明の光の影が壁面や床にあらわれるそう。
唯一無二の演出ですね。

なお、レストランは、長年ミシュランの星に輝くオランダの”セルジオ・ハーマン氏”が展開するベルギー・アントワープ発のモダンイタリアン「ル・プリスティン」の日本初上陸店。
シェフゆかりの地であるオランダ・ゼーラント地方の伝統に敬意を払いながら、純粋なイタリアンを昇華させたセルジオが”NEW ITALIAN(ニューイタリアン)”と称するオリジナルスタイルの料理を堪能できます。
近年トレンドのオープンキッチンスタイルも相まって、食事中にシェフ自らがテーブルまでご挨拶にきてくださり、”楽しんでいるか?美味しいか?”とお声がけしてくれたことが印象深く記憶に残っています。

(店舗のロゴが印字されたバターが可愛すぎる)
空間美もさることながら、個人的にはお料理も過去一を争う美味しさで、、、、!
ぜひまた伺いたいと強く思った探訪でした^^