【大学時代に過ごした静岡市へ】芹沢銈介美術館&静岡市美術館(グスタフスベリのあるくらし展)

9月に入り、暑さも和らいできましたね。今年も残り4か月。やり残しがないよう進んでいきましょう!

さて、久しぶりにプライベートな投稿もしていきます。7月の出来事ですが、大学時代(静岡県立大学に通っていた)に4年間暮らしていた静岡市へ遊びに行きました。目的は大学時代の友人に会いに。とってもお洒落な新居に泊まらせてもらいました♡(宿泊までありがとう~)

久しぶりの静岡市!そして、家族と離れた一人時間!ということで、あわせて美術館巡りもしたのですが、展覧会から感じたことが多かったので記事にしますね。


静岡市芹沢銈介美術館

まず向かったのは芹沢銈介美術館。人間国宝にも認定された静岡市出身の染色家「芹沢銈介」のために建てられた美術館です。以前から芹沢氏の作品は目にしていましたが、美術館を訪れるのは初めて。
登呂遺跡の隣にあるため、美術館に向かうアプローチから楽しめます。


美術館に到着すると白井晟一氏により設定された美しい外観に圧倒されました。

石・木・水などの天然素材を選んで構成された建物は、重厚感独特のあたたかみ感じられる外観。
内観も光の入り方や、展示室から次の空間へと移るときのアプローチが美しく、作品を見るのと同じくらい建物美に浸っていました。

※唯一館内の撮影ができる場所



探訪時に開催されていたのは、「暮らしに型染を 芹沢染紙研究所の挑戦」(~9/23まで開催中)。
カレンダーやグリーティングカード、うちわ、包装紙など型染作品を鑑賞するものではなく、型染を暮らしの中で楽しめるものへすべく、量産し日常へ届けることに挑戦してきた様子が伺える内容です。
芹沢氏が手掛けた作品は、大胆な色の組み合わせや構図が面白く、モダンな感覚も味わえ今見ても全く古さを感じない!むしろ新鮮で、とても趣深かった!(部屋に飾りたいと手拭いを持ち帰り)

インテリアの仕事をしていると家具や照明などの大物だけではなく、こうした「暮らしの中の小さな美しさ」にすごく惹かれます。毎日使うもの、目にするものが美しいものであること。それが日々の心地よさに繋がるなぁと改めて感じました。(かつこのような先人たちのおかげで、美しいものも手頃に手に入る現代の有り難さに感謝)


静岡市美術館

続いて向かったのは、静岡駅前にある静岡市美術館。北欧インテリア好きとして足を運んでおきたかった「スウェーデンのうつわグスタフスベリのある暮らし」展へ。(~9/6まで開催中)

グスタフスベリは1825年に設立されたスウェーデンを代表する陶磁器メーカー。会場には、ヴィルヘルム・コーゲ/スティグ・リンドベリ、リサ・ラーソン/カーリン・ビョルクヴィストら4人のデザイナーを中心に約300点の作品がずらりと展示されていて見応えたっぷりです!
特に、スティグ・リンドベリの空間がぱっと明るくなる色彩豊かな器が個人的には好きでした。


今までに見たことのなかったリサ・ラーソンの作品も見ることができ、リサ・ラーソンの印象が変わりました。

グスタフスベリの信念も“美しいものを、特別なものとしてではなく日常の中へ”というもので、芹沢銈介の民藝運動の挑戦と内容が共通していました。(ただし、この考えが日本に普及されたのはスウェーデンよりも後のことですが)

巡って感じたこと

物に溢れた現代では、美しいものも安価にかつ簡単に手に入る時代だからこそ、「自分とって本当に美しいものとは何か?」を丁寧に考えながら、ずっと使い続けられるようなお気に入りのアイテム・日用品を選んでいくが日々の心地よさに繋がるのではないでしょうか。そのためにも、自分の「美しさの基準を定めること」「基準を軸に選択していくこと」。現代では、そんな力が重要になりますし、私も一消費者として磨いていきたい力です。

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大学時代を過ごした場所に、今はインテリアの仕事をしている状態で訪れると、街が当時とは違った景色に見えるのが面白く(大学は食品科学を専攻)、感慨深いひとときでした。私にとって静岡市は、やっぱり特別な場所。またゆっくり訪れたいです。

PS.静岡で水揚げされたまぐろを楽しめる”みなみ”にて。
美味しすぎて至福のランチでした♪